第3話 驚きの告白
エルフィ | 蜂蜜入りの紅茶、なかなか美味しかったわ。 |
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男爵 | それは良かったです。竜王神様から頼まれたことがあるって何ですか? |
エルフィ | そうそう、男爵! あなた竜王神様のところに来ない? |
男爵 | えっ! 私がなんで? |
エルフィ | ちょうど龍王神様祭りっていうのをやる準備してるんだけど、カエルが必要なの。 |
男爵 | なんでカエルなんですか? |
エルフィ | 竜王神様は、カエルが好物なのよ。行きのいいカエルを連れてくるように頼まれているの。 |
男爵 | 私、食べられちゃうんですか? |
エルフィ | どうよ。ここで「のほほーん」と生活しているより、竜王神様に食べられた方がよくない? |
男爵 | よくないですよ。勘弁してくださいよ |
エルフィ | とりあえず、ちょっと考えてみてよ。夜にでもまたくるから。 |
男爵 | 考える余地ないんですけど |
エルフィ | 頼んだわよ。 |
男爵 | 大変なことになっちゃったよ。竜王神様で、本当に神様かよ! |