第1話 出会い
エルフィ | 竜王神祭の準備をするのも大変よね。少し休憩しようかな。 |
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男爵 | あれ?珍しいな。こんなところに、エルフがいる。 |
エルフィ | なに、あのカエル。さっきから、こっちをチラチラ見て。嫌だ・・こっちに来るわ。 |
男爵 | 何してるんですか? |
エルフィ | 何よ? ナンパでもしに来たの? 私は忙しいのよ、あっちに行って! |
男爵 | 違いますよ。エルフがこの街に来るのって、珍しくて・・・ |
エルフィ | 竜王神祭の準備で買い出しに来ているのよ。 |
男爵 | 竜王神祭? 竜王神様の知り合いなの? |
エルフィ | 知り合いというか、私は、身の回りの世話をしているエルフィよ。 |
男爵 | 龍王神様の身の回りの世話か。すごいな・・・ |
エルフィ | ところで、あなたは? |
男爵 | 私は、単なるカエル男爵のケロちゃと言います。みんなは、男爵と呼ぶけどね。 |
エルフィ | 確かに、男爵っていう雰囲気だわね |
男爵 | ところで、買い物はもう終わったの? |
エルフィ | 色々買うのもがあって大変あのよ。そうだ、荷物持つの手伝ってよ。 |
男爵 | いきなりですか!仕方ないな |
エルフィ | 階段の下に荷物あるから持って来て |
男爵 | えー!こんなにあるの? 20袋くらいありますよ |
エルフィ | つべこべ言わないで、私について来て。次に行くわよ。 |
男爵 | とほほ |
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