第7話:ただいま反省中〜
神様 | 男爵、友達を変わりに差し出すとは、どういうことじゃ。 |
男爵 | いや、その。びっくりしちゃいまして。なんとかしようかなと。 |
神様 | 男爵、少し反省をしないといかんな。 バケツに水を入れて立ってなさい |
男爵 | げーーーろーーー。 |
神様 | エルフィ、わしも気づかないうちに下界では、友達を大切にする気持ちが薄れているようじゃな。 |
エルフィ | どうしましょうか。 |
神様 | 下界の様子が心配になったので、しばらくここでお世話になろうと思う。 |
エルフィ | 天界の方は・・・。 |
神様 | 調議は、しばらく神官長にまかそうかと思う。すまんが、神官長に伝えてきてくれぬか。 |
エルフィ | はい。 わかりました。 |
神様 | 神官長には「しばらく下界で暮らす。調議は任す。判断が必要なときは来てくれ」と伝えてくれ。 |
エルフィ | わかりました。でも、身の回りのことは。 |
神様 | さすがに、男爵に身の回りをしてもらうのは心配じゃ。用事か終わったら戻ってきてくれ。あと、神官長に頼まれていた551の豚まんわしにも買ってきてくれ〜 |
エルフィ | 承知しました。 |
神様 | 男爵、リズモしばらく世話になるぞ。 |
男爵 | げーろーーー |
リズモ | うん、神様と暮らせるんだ。すごいね。男爵 |
男爵 | えっ! |
リズモ | 男爵、大丈夫? 551の豚まんがない時みたいになっているよ。ところで何で反省させられてるの? |
男爵 | まあ、その。いろいろあるんですよ。 |
リズモ | ふーん。 |
神様 | 心配せんでも、世話になった分は、あとで礼をしてやるわ。551の豚まんだけど・・・。 |